Honda CBR1000RR SC57 2006年式 整備 修理 カスタム メンテナンス HRC 5 3月6日 火曜日 臨時休業

イニシャルKさん Honda CBR1000RRの整備を進めている  エアークリーナーエレメントを点検し 問題が無かったので いよいよブレーキ系のOHにはいる。

キャリパーのシールを外し ピストンの清掃を済ませ 組み付け作業前に 洗車だ  綺麗に水洗いをし 乾燥させてから組み付ける パーツクリーナーは極力使わないようにしている 今のパーツクリーナーはゴム系シール系にやさしいと言っていたがやはり良くない・・・年数が経つとゴムの劣化が酷い・・・ しかし今回 キャリパーシールのダストシールがなんとうねうねになってひっくり返っていた・・!

酷かった・・・・・

このOHにより今後のブレーキ系のトラブルは減るだろう・・・・
キャリパーの乾燥をさせている間にフロントフォークの整備 組付けだ  これも走行距離の問題があり アウターチューブも本来・・・交換のほうがいいかな??と思うがスライドメタルの交換をし あたり面の位置あわせを変更しあたりの違う部分を使用することにする

フォークオイルはもちろん モチュール ファクトリーライン 10wを使用するのだが 街乗りと倒立フォークということでブレンドをする 2.5wと混ぜる

比率は極秘 企業秘密・・・・?企業ではないかな???  ま 秘密だ

フォークオイルを補給しいつもの通り加圧作業でエアーを抜く  この加圧作業をしなければインナーダンパー内のエアーは100%抜けないのだ   バイクオーナーがフロントフォークは簡単にできるでしょ! というが 実は簡単は簡単だが奥が深いのだ! そう簡単にエアーは抜けないのだよね・・・・・何度も記載しているがレーサー車両で時間がある場合は3日間かける・・・

レーサーでも現場での突貫作業では1時間程度で済ませる その代わり加圧作業はめちゃするが・・・・・・

このフォークOHにより フロントがしなやかでしっくりくる車両になるのでリヤサスペンションが・・・・・?と 思ってくると思う・・・

油面調整をし最終段階だ!   油面調整は必ずしなければならない・・・お客様のオーダーがない限り油面変更はしないが イニシャルKさんは スタンダードで仕上げた
その方が乗り心地がいいのだ。 ノーマルがいかにうまく出来あがっているか 感心する・・・

油面調整が終れば 最終トップキャップを取り付ける

ここでフォークオイルのエアーが抜け切れていないと バイクに装着し走行するとすぐ熱がくわわりガスが発生しサスペンションとしての機能が果たさなくなってしまう。
そのためにも 十分時間をかけ丁寧にしたい  そうしないと後でシールがまた抜けたりトラブルがでるしオイルもすぐ汚れてしまう・・・・ おいらのYAMAHA YZF-R1神楽ちゃんEvolution仕様はフォークOHしてもオイルは非常に綺麗だ。

車両に取り付け ブレーキ系のOHの続きに入る

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