Honda XR100 カスタム モタード 整備 修理 メンテナンス 倉敷から 第2部 3

いよいよ 大詰め Honda XR100モタード カスタム 倉敷号  

1回目の測定で 非常に濃い症状だったのでメインジェット#110から#95へ  パワーフィルターがオイルで汚れていたので新品に交換、このセッティングで再度 測定に出す

武川製 パワーフィルター  街乗りではどうしても雨やオイルのブローバイなどで汚れてしまうので、定期的に交換が必要となってしまうあるね

出来れはノーマルのキャブボックスの方が安定して年間走行できるが パワーも必要なこの車両・・・・今回もパワーフィルターでのセットで行うこととなった

キャブを大幅にセッティング変更をしたので、楽しみだ

いよいよ第2回目 ダイノジェット測定だ・・・・ どんなグラフがでるのかな???

モニターを見ながら測定開始  モニターでも確認は取れるが 今度はちょっと薄い・・・ 1回目より気温も低くかなり変化が見られた

今回の結果 グラフは1回目と今回2回目の変化だ  赤色の曲線が1回目  青色が2回目
見ての通りだ
下の段にあるのが空燃比のグラフだ こちらが重要・・・・ 赤いグラフ曲線は 測定出来ないぐらいの濃い状態だった3000回転から5000回転街中では重要な回転では最悪に濃い状態で7500回転も最悪だった・・・
平均的にも12.5%以下で 非常に濃い状態だった パワー曲線も 台形パワーが出せず9000回転からパワーダウン ダメだった・・・・
2回目測定の青色曲線図は 気温が極端に低くなったが ちょっと薄い・・・
しかし回転数は11000回転まで回るしパワーも出ていた 問題の空燃比は8000回転から9000回転で極端に薄くなってしまった 走行中でも息継ぎをするぐらい体感できた
しかし全体的に見ると13%当たりで下の回転から来ているので良い方向はでた  あとは微調整だ
グラフで示しているように 後は応用を利かせメインジェットを#95から#100にして走行することにした。
図で見ての通り単純に濃くすると青色の曲線図がもう少し下に下がり12.5%から13.0%当たりになるはずだ 8000回転の薄い領域はおそらくエンジンの115ccの特性やφ22のキャブの特性だろう ピークパワーを出すレースならこちらでセッティングをつめればいい そうすればパワーも10馬力は超えてくるだろう
しかし 街乗りメインなので 全体的にいい感触で乗れるように 下の回転から上の回転いきまで乗りやすさを重視    実際メインジェット#100にして走行   息継ぎも無くなった感じだった・・・
後はこれからの季節12月 1月 2月と寒い時期だ   本当なら#105ぐらいのメインジェットで冬場を過ごし 春先には#100番程度から#95ぐらいがいいのだが イニシャルYさんの依頼でオールシーズン乗れるタイプが希望と言うことで妥協して#100にしておいた・・・・・  
皆様 できればインジェクションタイプの車両でも 空燃比をはかりセッティングを出した方がいいですよ 特にキャブレターの車両は是非して欲しいですね  ダイノジェット測定価格は¥5000-ですよ
さて、 倉敷市へと納車だ

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