ブレーキのキャリパーOHにはいることになった Honda NSR250R キャリパーピストンの分解作業にはいる・・・・・
年式相応の汚れ方と さび付き・・・・・ 仕方が無いね ピストンが金属なのでどうしてもメッキが取れてしまい錆がでてくるね 今のモデルは耐熱の樹脂系統やセラミック的なものに変わっているね
汚れをしっかり落とし 綺麗にする メッキが取れないように出来るだけ丁寧にする・・・・
メッキが取れているように研磨されているように見えるが メッキ部分が鏡面になっているだけなので錆などは大丈夫だ
フロントブレーキピストンが終了すれば、今度はリヤだ
リヤピストンも酷い状態・・・
年数がたっているので、どうしても材質自身酷くなっている・・・・しかし シールに関してのダメージが出てくる部分ではないのでこのまま使用する
ブレーキ系がOHでき ブレーキ液の交換となりエアー抜き作業をする・・・・ キャリパーを固定する為 フォークに取り付けるが・・・・ よくある症状に出くわす
フロントフォークとホイールと取り付けの時 アクスルシャフトのケガキ線とフォークのラインが合わないことが良くある・・・・・ いや 99%合わない車両がある・・・・ これは フォークやステムの歪みからくる症状でフォークが曲がっていると判断していい・・・・ もちろん ホイールベアリング等のガタなどもあるが今回ホイールベアリングは新品なので 基本的に考えられるのはシャーシの歪だ・・・
特にこの車両は サイドスタンド取り付け部分のフレームが折れているので特にこのフレームやステム周り フォークなどはゆがみが出ていて当たり前だ・・・・
また 今のスーパースポーツクラスのバイクもフレームがダイキャストフレームなので極端に言えば立ちコケで曲がる始末だ・・・・ SSクラスのバイクは走行中に転倒すれば100%曲がってしまう みなさんあれだけごついフレームだから曲がるわけが無い! と思っているが それは固定概念だ
今のフレームは 剛性と強度はべつで 剛性は走行上にかかる力に対しては強度があるのだが突発的な転倒などの強度は全く無いと言っていいぐらいだ・・・・・ とくにYAMAHA YZF-R1 2009~のエンジンハンガーはよく折れる事があるので、注意だ・・・・・
実際 新車からの出荷から フロントのステムピボットから スイングアームのセンター またリヤホイールまでのセンターは 狂っている・・・・ それは当たり前の話なのであまり気にしなくてもいいレベルだ
とある大きなバイク屋さんでは下取りや買取などでフレーム測定をし お客様にこれだけフレームが曲がっていますよと言って お客様に不安を誘うことをよくする が・・・ 曲がっていて当たり前なのだ その曲がり具合 歪み具合が 範囲内なのかそれ以上なのかを 説明しなければならないのにお客様を不安がらせる事が多いので 皆さん注意しましょう
話はそれてしまった・・・・・ いかんいかん・・・・ 愚痴っぽくなるね・・・・
いよいよメインであった修理も終了だ・・・ 後は リヤサスのOHをし 交換作業となる